前回のライブ練習は、ピアノではなくヤマハの電子ピアノでした。
ヤマハの楽器は慣れている(自宅に電子オルガン2台+ハイブリッドピアノがあります)ので、いろんな音色を使って練習していたのですが。
自分にはそれが合っていて、本番でもいろんな音を使いたいと思うようになりました。
職業病
6月にカシオの電子ピアノを買いました。
公式サイトの写真で一緒に撮影した楽器です。
生ピアノのハンマーアクションに近いタッチ(弾き心地)と携帯性を求め、5店舗以上巡って試弾して選んだ機種でした。
生ピアノの代替品としてはよかったのですが、複数の楽器で曲を構成すること(電子オルガンやDTM)ばかりしてきたので、頭の中では「ここでハープ欲しい」とか「ここで弦」とか自然と浮かびます。
それをバンド編成で置き換えて(ハープはピアノでそれっぽいことを…など)考えていたのですが、やはりハープとピアノは違うという思いが拭えませんでした。
やっぱりハープの音欲しいと考えだしたら、今回はコーラスの音も欲しいし、シンセベルも欲しいし…と止めどなく浮かんでしまって。
完成度。満足度。
音楽のライブに限らず、人様にお届けする作品はいずれもある程度の水準が求められると考えています。
予算はありませんが、それで妥協して中途半端で済ませるのは嫌なので…。
他を切り詰めて先行投資することにしました。
条件
今回の条件は、
・いろんな音色が出る(もちろん使えそうな音)
・音声出力端子
・持ち運びできる
できれば、
・スプリット機能(鍵盤を左右で分割して違う音を出せる)
・レイヤー機能(2つの音を重ねる)
・コンセント給電と電池駆動の両方に対応
という感じです。
ピアノの音色はカシオで弾くので、ピアノのようなタッチや鍵盤数(88鍵)は求めていません。
むしろハープやオルガンでgliss.を弾くときに鍵盤が重いと弾きにくいので、ある程度軽いほうがいいです。
…カシオの時と真逆のことを言っていますがね。
この条件であれば該当する機種はかなりたくさんありますので、候補を絞りました。
試弾
第一希望の機種の実機が展示されている場所を調べて、昨日副業後に大宮へ行ってきました。
大宮って何年ぶりだろう…。前回はまだ東京にいた頃なので、15年以上前です。
第一希望の機種を見つけて実機に触れて、他のメーカーのいろんな機種にも触れて。
楽しすぎて気づいたら30分以上経っていました。
楽器に囲まれているのが幸せで、相当ニヤニヤしていたと思います…。
第一希望の機種で決めて、価格調査開始。今回はヤマハの機種です。
夜中2時までかけて価格や支払方法でお店を決め、早速発注しました。
そして最低限必要なものも発注。
楽器を入れるソフトケースと、運搬用の台車です。
安く買うために発注先は全部違う店でした。
ケースはさておき、台車を買った理由。
カシオ(10.5kg+オプション)を買ったときにカシオ謹製の背負えるバッグ(SC-800P)も買ったのですが、写真撮影時に楽器背負って衣装とかを入れたリュックを持って電車に乗ったら結構大変でした。
カシオだけならいけなくはない感じですが、次の本番は2台(カシオとヤマハ)とも使うので、カシオ背負ってヤマハ手持ちでスタンド2個と衣装等入れたバッグ持って電車に乗る…と思うとさすがに無理があると思いました。
カシオを買ったときに「台車あるといいよ」とヴォーカルの人に言われていたので、買う判断に至りました…。
まぁ、台車は楽器運搬以外にも使えますしね。