今日は先日のライブでご一緒したかたと、見に来てくれたかたとお茶してきました。
そこで決意表明してきました。
副業やめます
…と。
問題はひとつ
どんな人生でも、お金は必要です。生活費。
でも、裏を返せば生活費を安定して得られればそれだけでいいのです。
物欲がない人間でよかったと思えますが、物欲がないのは自分だけなのが最大の問題です。
自分の場合、一人暮らしをしていた20代前半は音楽だけで生活できていました。
漢字通り、有り難い話です。
フリーランスのミュージシャンで、音楽一本で生きていけるだけのお仕事に恵まれていた。
手広くやらせていただいていたこともありますが、それをこなせるだけの時間が確保できていました。
物欲はなく遊ぶこともしないので、生活費といってもそれほどかかりませんでした。
「収入>支出」のバランスが確保できていましたから、貯金もできました。
しかし、その後すべてを奪われました。
詳しく話すと暗くなってしまうので伏せますが、半年前までの15年間はどん底の生活を送りました。
生まれたばかりの赤ちゃんが中学卒業するまでの時間と同じです。
自分がどん底の生活を送ることで誰かが幸せになれたのならいざしらず、誰一人幸せにはならなかった15年でした。
すべてを諦めて、今年4月から新たに副業を始めました。
自分が望まない選択をし続けた日々も、ここまで行くと何も感じませんでした。
捨てる神、拾う神
しかし、そこで出会いがありました。
音楽をやっている人との出会い。
本当に不思議な出会い。
音楽をやりたいという自分の願望を誰かが見ていてくれたのでしょう。
離れようとしたら、逆に音楽が一気に戻ってきた。
そこからトントン拍子でライブが決まり、先月実際にライブを開催しました。
15年間抑圧されていた音楽に対する気持ちが溢れかえって、今を迎えています。
15年、十分に尽くしました。
今後は自分の人生を大切にしても罰は当たらないでしょう。
理想と現実
「こうしたい」を語りだすとたくさんあります。
また東京で一人暮らしをして、すべてをリセットしたい。
足手まといになるものはすべて振り払って、自分の道を歩みたい。
とはいえ、いずれにしても先述の生活費の問題があるのでいきなり無収入にはなるわけにはいきません。
今の副業は薄給な割に拘束が強く、先月から帰宅後に音楽の作業をやっているので毎日睡眠時間が2時間未満。
音楽をやっていると脳が活性化するので眠れないまま徹夜で副業へ行くことも多く、実際に最近よく意識を失うので、そろそろまずいな…と。
この状況では、仕事どころか意識の継続さえ難しいです。
まずは音楽と睡眠の時間が確保できる仕事に転職することから始めます。
それにしても、もしこのタイミングで音楽と再会できなかったら…。
そういう人生は考えたくありません。