ついさっき気づきました。
副業を退職して以来、日付感覚や曜日感覚もなくなりました。
睡眠時間も人生で最もバラバラな日々を送っています。
内臓疾患の病状は悪化の一路ですが、それに加えてブレインフォグも相変わらずです。
手の打ちようがないなら、今できることを精一杯やるだけです。
表面と内面
そんな体調ではありますが、来年春にライブが決まったので毎日楽譜を作っています。
頭の中は年末年始どころか桜満開の春モード。
万が一に備えてメンバーが困らないように、楽譜は早いうちに作ることにしました。
体力的に休み休みやっているので、進行速度はかなりゆっくりやっていますが、その割にミスが多く…。
幸いなことにアレンジで迷うことはなく、順調に進んでいます。
直近ではオリジナルアレンジを2曲立て続けにやりましたが、どちらも聞いた感じは同一人物がやったと思われないのでは…というくらい、全然違うアレンジをしました。
いろんな色を出したいですし、ライブのラスト2曲なのでいずれもそれなりの規模のアレンジになりました。
表面上は違っても、全然同一人物(=自分)がやってるので共通点はあります。
「表面ではなく、奥底にある核を見る」
そういう考え方をする人なので、自分が作る音楽もそればかりです。
根底はクラシックピアノなので、どんなジャンルの曲でも自分がやればそこにクラシックの概念が存在します。
ポップスのリードシートも音楽用語だらけです。
「言わないのは、思ってないのと一緒」とは言いますが、楽譜もそうだと思うのです。
「譜面にない=意図がない」と思われたくないので、「こうしてほしい」というものは全部載せます。
一般的なリードシート(テンポ指示とメロディーと歌詞とコードだけの楽譜)を作ったのは、春のライブでは今のところ1曲だけです。
気楽に弾く曲という位置づけなのでそれでいいかな…と。
履修経験の有無
自分にとって音楽用語はごく普通のことでも、音楽(お勉強の音楽学)を義務教育でしか履修していない人も多くて意味が通じないこともあります。
Tempo rubato(Rubato)の意味を間違えている…とか。(自由なテンポではありません)
ritard.(rit.)とriten.とrall.の違いがわからない…とか。(この3つはすべて意味が違います)
前回「molto riten.」と指示したのに「リット」と言われたときは、さすがに違うと言いました。
反省を生かして今回は「rit.ではなくriten.(リテヌート)です」と楽譜にも日本語で添えました…。
体が動くうちにやれることはやっておきます。
ひとまず全曲リードシートを先に作って、そのあとバンドスコアやります。
リードシートがあれば尺と展開はわかるので、万が一バンドスコアがなくてもなんとかなるでしょうしね。