2024/10/16

徐々にシフト

副業の退職が近づき、徐々に音楽が占める割合が増えてきました。
まもなく今月のライブがやってくるのですが、今11月のライブ用のアレンジをしているので意識が11月に向いてしまって…。
今作ってる楽譜が落ち着いたら、頭を切り替えて今月のライブに集中します。

同じ曲でも変えたい

2ヶ月連続でライブをやるので、共通している曲もいくつかあります。
しかし、楽器構成が異なります。
今月は、ヴォ―カル・ピアノ・アコースティックベースの3人。
来月は、ヴォ―カル・ピアノ&キーボード(自分が一人二役)・アルトサックス・アコースティックベース&エレキベース(両方演奏できるベースさん)・ドラムのバンド編成。

同じ曲でも、編成が変わればできることも変わる。
オリジナルアレンジを2曲担当していますが、ワガママを言ってそれぞれ違う楽譜を作らせてもらうことにしました。
2曲のうちの片方にいたっては、11月版では途中に新しいシーンを追加しています。

そのステージに最適な演奏をお客様にお届けしたい。
その思いで本番の情景をイメージして、楽譜作りやアレンジをしています。

根本的な違い

良いものを作るための努力は当然のことで自分にとってはいつものことですが、それに伴う様々な自分の行為を見た周りの人にはかなり驚かれています。
特にジャズセッション(即興合奏)メインの人にはない考え方のようです。

たとえば自分は楽譜に音楽用語を載せることが多いのですが、その指示は亡きものにされることが多いです。
クラシックをやってる人は、知らない音楽用語が出てきたらまず意味を調べます。
しかし、ジャズセッション一辺倒な人は曲名・歌詞・コード以外の文字には興味がないのか、調べる習慣がない以前に存在自体に気づかないそうです。
「希望は楽譜に全部載せてある」と言って楽譜を渡していますが、視界の外にあるようで…後で言うと「本当だ…」とまた驚かれます。

あと、アレンジと同時進行でCメロ譜やバンドスコアを作ることやその納品ペースにも驚かれます。
頭で鳴っている音を楽譜にしているだけなので、特別なことは何もしていないと思っているのですが…普通はできないといわれます。
「普通」の基準が違うのでしょうけど、自分がいた世界では全く珍しいことではありませんしね。

同じ音楽でも、意識やジャンルが違えば様々なことが違うと感じます。