2024/11/13

ライブのトラブル

先日、今月のライブでした。
今月に入って体調が急激に悪化しましたが、「ライブまでもってほしい」という思いが通じたのか本番はなんとか大丈夫でした。
その反動か今は、気息奄奄、意識朦朧、記憶消滅。
ずっとフラフラしているので体の至る所にケガを負って流血していますが、なぜそんなケガを負ったのか思い出せません。

忘れないうちにライブの話をします。

珍しい環境で

今回のライブは、いかにも音楽をやる場所(レストランやホール、ライブハウスなど)ではなく、ポップスを演奏すると考えるとかなり変わった場所での開催でした。
そういった場所で音楽を演奏できるのはとても有り難い経験でしたが、諸々考慮の上、お見せできる内容を限定させていただきます。
そのため、写真もギリギリまでトリミングしまして…


…なんとなく場所がわかるかもしれませんが。

自分は今回このように、自前の楽器を2台持ち込んで演奏しました。
下がカシオの88鍵電子ピアノ、上がヤマハの61鍵のキーボードです。

今回は楽器を演奏するだけでなく、バンドアレンジを8曲くらいしました。
そのうち2曲はオリジナルアレンジで、日本の唱歌をアレンジ。
コピーではない(このライブでしか聞けない自前の)アレンジだからこそ、より一層楽しみにしていました。
オリジナルではないアレンジでも、場所を考慮して敢えてヴォーカル休みにしてバンドのみに(=歌詞をカット)したシーンもあります。
出演者側でありながらも、自分が作ったバンド譜がどんな音になるか楽しみにしていました。

臨機応変、でも…

…が、本当にライブというものは何が起こるかわかりません。

特に、自分がアレンジした唱歌の片方。
ある奏者が曲進行を間違え、気づかずそのまま突っ走ってしまい…。(全員一斉の明確なキメが何度も入るうえに途中で拍子も変わるので、間違えたら割とすぐ気づくはずと思いきや)
ミスは誰にでもありますし、他メンバーで臨機応変の末に演奏は止まらずに済み、お客様にはそういうものとしてお聞きいただけたようで評判も上々でしたが、個人的には結果としてひどい展開の曲をお客様にお聞かせしてしまって申し訳なかったです。

実は、今回のライブにはバンドが目立つシーンがある曲が1曲もなかったので、この曲にバンドの見せ場シーンを追加しました。
オリジナルアレンジだからこそできることでしたが、その見せ場も含めてグダグダになり…バンドが完全にカラオケ担当のライブになってしまったのも残念でした。

アクシデントもライブの醍醐味ではありますが、申し訳ない気持ちと残念な気持ちが強すぎて、普段のように「楽しかった~」とはなりませんでした。
そんな状況に対してお客様から上々な評価をいただいたのも、こちらとしては心苦しいです…。

会場のかたからは既に次回のご依頼をいただいたため、次回はこうならないようにしないと…。